質問者の現在のクルマ

乗っている車
予算
平均走行距離
なし 110万円 0.6万km/年

>>車を40万円安く購入するには?

主な用途

レジャー、買い物、送迎

神奈川県在住。オーナーは20代半ばの夫婦。2ヶ月後に赤ちゃんが生まれる。夫婦どちらも運転をする。

希望(こだわりポイント)

  1. 安全性
    →乳児が乗るので、安全性の高い車
  2. コスト
    →赤ちゃんも生まれるので金銭的な余裕はあまりない

現在の悩み

軽自動車の購入を悩んでいる。

子供が2ヶ月後に生まれる予定で、それに先立ち車を購入しようと思っている。車の知識が無く、こだわりも無いのでどんな車でも良いが経済的な余裕は無いため軽自動車の購入を検討中。

しかし軽自動車というと値段が低いため安全性が担保されているか不安に。普通自動車と同じくらいに考えて良いものでしょうか?

カーコンシェルジュの回答【メルセデスかBMWか?】

 若いご夫婦に新しい家族が誕生します。それを機に「自動車を購入する」ので、赤ん坊を乗せても安心・安全な軽自動車がターゲットということです。
  5万円ほど予算を超えますが、「ホンダN ONE」(価格115万円)を勧めます。

安全技術が目指すふたつの方向性

 さて、クルマの安全性とは何でしょうか? 1980年代から「自動車の安全性」を語るとき、安全に対するふたつのベクトルを追求してきました。そのふたつは、ほぼメルセデスが掲げた安全対策で、それは「アクティブ・セーフティ」と「パッシブ・セーフティ」です。1980年代に生まれた自動車の安全性に関するこの言葉は、現在でも自動車の安全技術を的確に表しています。
 「アクティブ・セーフティ」を簡単に表現すると積極的な安全装置で「ぶつからない(事故らない)ための安全技術」です。「パッシブ・セーフティ」は「ぶつかって(事故って)も乗員の命を守る(守ろうとする)安全技術」です。
 前者の安全装置の代表が80年代から普及したABS(アンチロック・ブレーキ・システム)、90年代に普及したブレーキアシストやEBD(電子制御制動力配分システム)です。その後に開発されたTRC(トラクションコントロール)なども含まれます。
 後者の代表はシートベルトで、90年代以降ではSRSエアバッグなどのシステムや衝撃吸収&衝突安全ボディと呼ばれる装置です。

 新しく生まれてくる“赤ん坊”を守るために、どの安全装備が必要ですか? 「事故った場合のことよりも、大切なのは“事故らない”ことを目指している」クルマの方がいいと思いませんか? そのうえで、事故にも対処できる装備があれば万全ですね。
 1980年代のABSから始まったアクティブ・セーフティ(事故らない)技術の進歩はめざましく、その後のTRC、EBD、ブレーキアシスト、ヒルスタートアシストなど枚挙に暇がありません。そして、2005年あたりから注目されているアクティブ・セーフティ(事故らない)技術はVSC(ヴィークル・スタビリティ・コントロール)というメカニズムで、日本語では「横滑り防止装置」と訳されています。が、この翻訳はABSほど定着しておらず、メーカーごとに呼称がマチマチです。ちなみに、推奨したホンダN ONEではVSA(ヴィークル・スタビリティ・アシスト)と呼んでいます。
 この安全装置VSCは、運転者が「その運転技量(あるいはクルマが持っているポテンシャル)以上の状況でカーブを通過しようとした場合に、コンピュータがそれを察知して、システムが自動的に四輪へのトルク配分とブレーキングを行ってスピンを回避し、ドライバーのステアリング操作を受け付けるようにコントロールする」システムなのです。簡単に言うと「オーバースピードでカーブに侵入した場合に、コンピュータ制御でスピンを防ぐ」高度な装置だということです。当然高価です。

 そんな安全装置、2014年の秋から軽自動車を含む国産車すべてに装着が義務づけられます。その規定を先取りしてすべてのグレードに標準装備しているのが、ホンダNシリーズのN ONE/N BOXです。

>>N ONE/N BOXの新車を40万円安く購入方法はこちら

軽自動車と登録車の安全性の違い

 次に、軽自動車と登録車(小型車/普通車)の安全性の違いという相談者の設問です。基本的に大きな違いはなく、現在の新型車ならば「軽自動車だから危険」ということはありません。ただ、自重1トン未満の軽自動車と総重量20トン以上のトラックが正面衝突したら……。こんな事故を避けるためにも、運動性能(コントロール性能)のアップにも繋がる「VSA」が有効なのです。「雨の日や雪の日、」スピンし始めた自車の“ステアリングが最後まで効く”のは、大きな安心感に繋がる」はずです。

 N ONEのボディ寸法は全長×全幅×全高も3395×1475×1610mm、車重840kg。NAエンジン(ノンターボ)の出力/トルクは58ps/6.6kg.mと、必要十分。前述のVSA(横滑り防止装置)はじめ、坂道発進で自分のクルマの逆行を防ぐ「ヒルスタートアシスト」、急ブレーキを踏んだときに後続車にブレーキランプを素早く明滅させて知らせる「エマージェンシーストップシグナル」など先進的な安全装置が標準装備となっています。
 現在、ホンダ以外の軽自動車は、VSAのような「横滑り防止装置」は150万円ほどの高価格モデルにオプション設定されているのがせいぜいで、ホンダの安全への見識の高さが光っています。

■アナザー・チョイス

 いちばん小さなトヨタ車、パッソ1.0Xを!車両価格110.5万円です。どうしても軽自動車の安全性が不安ならリッターカーのパッソが選択肢となりそうです。ボディサイズは3640×1665×1535mm、車重910kg。N ONEに比べて全長で250mm、幅で200mm大きいボディは、パッシブ・セーフティに貢献するかも知れません。が、何より室内の広さに繋がっています。搭載する1リッターエンジンの出力/トルクは69ps/9.4kg.mと、これも必要十分です。ただし、パッソ1.0XにはVSC(ヴィークル・スタビリティ・コントロール:横滑り防止装置)は6.3万円のオプションですが、是非とも注文して安全を担保しましょう。CD付きオーディオが標準装備されているので、取り敢えずほかに必要な装備はありません。ほぼ、軽自動車N ONEと同価格の登録車です。

 パッソで最も安いVパッケージ(102万円)を推さなかったのは、あまりにも簡素な装備と、オプションでもVSCが装着できないからです。

愛車を一番高い業者に売る!40万円お得に売却する方法