レクサスブランドのエントリーモデルなれど、極めて高い完成度

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レクサスct200hはレクサスのエントリークラスのハイブリッド専用車種です。レクサスのモデルとしては初のCセグメントに向けたハッチバックモデルで、フォルクスワーゲン(VW)ゴルフやプジョー308、メルセデスAクラスやBMW1シリーズなどに真っ向から挑んだ意欲作です。
このレクサスCT200hの登場まで、欧州製ハッチバック車が跋扈する激戦区Cセグメントに挑むクルマは存在しませんでした。CT200hは2010年3月のスイス・ジュネーヴショーでワールドプレミアとなったモデルで、同年秋にヨーロッパで先行発売、翌年1月に日本デビュー、次いで翌年2011年春に北米市場に投入したモデルです。

エクステリアデザイン上の特徴はレクサスモデルのアイデンティティである台形のロアグリルと逆台形のアッパーグリルを組み合わせた「スピンドルグリル」を持った、日本車では稀な大きめの5ドアハッチバック車です。ボディサイズは全長×全幅×全高4320×1765×1430mm、直接のライバルとしたVWゴルフに比べて、わずかに長く、狭く、低いプロポーションです。このボディは空力特性では不利とされるハッチバックモデルとしては異例に空力特性が高く、そのCd値は0.28という優れた数値となっています。これは後述する燃費にも好影響を与えているはずです。

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THSⅡをパワーアップさせて搭載、燃費とパワーを両立

パワートレーンであるハイブリッドシステムは、ほぼ3代目プリウスから流用しています。スプリット式のハイブリッドで、「リダクション機構付きTHSⅡ」というメカニズムを採用しているところも同じです。これは、駆動用モーターからの出力をリダクション(減速)ギアを介して駆動力を伝えるため、駆動モーターを小型化することができました。また、モーターの最高回転数を先代プリウスの倍の回転数14000rpmまで高めた効果で、モーターを小型化したにもかかわらず出力は82ps(先代プリウスは68ps)にアップ。また小型化によって駆動用と発電用モーター合わせて40%の軽量化を達成、THSⅡのハイブリッドシステム全体も軽量化しています。インバータや可変電圧システム、DC/DCコンバータなどで構成するパワーコントロールユニットも小型軽量ながら大きな電源供給が可能で、高出力モーターをサポートしています。
エンジンは2ZR-FXE型1.8リッター。高速走行で主役を担う好燃費を狙ったプリウスと同仕様のエンジンです。このエンジンとモーターの組み合わせたシステム全体の出力は136ps(100kW)と発表され、2.4リッターのガソリンエンジン搭載車に匹敵する加速力を得ているといいます。

「ドライブモードセレクト」システムを装備し、「スポーツ/エコ/ノーマル/EV」4種の走行モードをスイッチで選択できます。「EVモード」時にはモーターだけで走行が可能です。一方、「スポーツモード」を選択とモーター駆動力を上げたパワフルな走りが可能となります。メーターパネルからハイブリッドシステムの稼働状況を表示するエネルギーメーターが消え、代わりにタコメーターが現れます。また、停車時のアイドリングストップ機能を停止させエンジン単独での発進も可能になります。>br>
ハイブリッド車で必ず比較対象となる、CT200hのJC08モード燃費は30.4km/リッター、ただしこの燃費は“素”のモデルが達成する燃費値で、ヴァージョン C/L、Fスポーツは26.6km/リッターとなります。

ハッチバック本場の欧州車に匹敵する完成度

CT200hは、トヨタブランドのプリウスやSAI、同じレクサスのHS250hなどと共通のトヨタの呼称で言う「MCプラットフォーム」を使っています。が、プリウスとこのCT200hでは、まるで別モノといえるほどの違いがあります。ちょっと運転しただけで、いわゆる「ボディ剛性の高さ」が、素人にでも分かるほど、格段にレベルが違うのです。このCT200hの「しゃき」っとした乗り味は、VWゴルフやアウディA3などの欧州製Cセグメントのライバル達を抜いたとはいえないまでも、かなり近いところまで詰め寄っていると表現できます。
インテリアに目を移すと質感の高いステアリングホイールが目に止まります。このステアリング、見たもの良さもさることながら、触り心地の良さも際立っています。運転中は常に触れている部分です。エアバッグなどの安全装備やステアリングから手を放さずにコントロールするためのスイッチが装備された現在、昔のクルマのように好みのステアリングブランドには交換できません。こうした高い品質感はプレミアムブランドにとって大切な要件です。また、先の高い剛性のボディと相まって、ハンドリングが軽快です。
また、前後に余裕のある大きめのドライバーズ・シートは、ホールド性と快適性を両立した国産車では稀な出来の良さ。これらに加えて、非常に完成された使いやすいインターフェイスのナビゲーションシステムや走行モードを選択するアプリケーション&スイッチなど、快適であるべきところはキチンとした作り込みが成されています。

レクサスCT200h スペック

ボディサイズ全長×全幅×全高 4320×1765×1450mm
ホイールベース 2600mm
トレッド(フロント/リア) 1535mm/1530mm
1525mm/1520mm(ヴァージョン C/L、Fスポーツ)
車重 1380kg〜1400kg
駆動方式 FF
搭載エンジン 1.8リッター直列4気筒DOHC
エンジン最高出力 99ps(73kW)/5200rpm
エンジン最大トルク 14.5kg.m(142Nm)/4000rpm
モーター最高出力 82ps(60kW)
モーター最大トルク 21.1kg.m(207Nm)
トランスミッション 電気式CVT
タイヤサイズ 195/65R15+アルミ
205/55R16+アルミ(ヴァージョンC)
215/45R17+アルミ(ヴァージョンL、Fスポーツは専用アルミ)
JC08モード燃費 30.4km/リッター
26.6km/リッター(ヴァージョン C/L、Fスポーツ)
車両価格 356.0万円~433.0万円

特筆すべき装備

・S-VSC(ヴィークルスタビリティコントロール:横滑り防止装置)
・TRC(トラクションコントロール)
・EBD(電子制御制動力配分装置)付きABS
・ヒルスタートアシスト
・前席デュアルエアバッグ+ニーエアバッグ+サイドエアバッグ
・前後カーテンエアバッグ
・前席シートヒーター
・リモートタッチ式HDDナビシステム(TVチューナー付き)
・レクサス専用プレミアムオーディオ

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