質問者の現在のクルマ

乗っている車
予算
平均走行距離
2005年式 セレナ ハイウェイスター(新車) 475万円 0.7万km/年

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主な用途

平日:乗って週2。ほぼ乗らない
休日:買い物など出かけるのに使用

東京都在住。ファーストカーとして使用。
ふだんあまり乗らないが、週に1回以上は買い物やレジャーで遠出するので、車は必要。
ただしオーナーの年齢(40代中盤)的に落ち着いた車が欲しい。

希望(こだわりポイント)

  1. 車格
    →高級セダン
    →落ち着いた、ゆったりとしたデザイン
  2. コスト
    →5年は乗るつもりで、5年間にかかるコストが低い

現在の悩み

基本的にクラウンロイヤルを購入するつもり。ハイブリッドにしようかガソリンモデルにしようか迷っている。

ハイブリッドは50万円高だが、0.7万kmを5年乗って元がとれるのか。都内を走るためストップアンドゴーが多くハイブリッドは魅力的。しかしあまり乗る機会がない人にとって、50万円という差は得なのかどうかが分からないので教えてほしい。

 

カーコンシェルジュの回答【クラウン・ハイブリッド】

子離れと共に、ミニバンから落ち着いたセダン、クラウンへのスイッチ。ハイブリッドで検討しているなら、正解はクラウン・ハイブリッドですね。
2012年12月に登場した14代目新型クラウンは3月末までの3カ月で2万6587台の登録、好調です。新型うち半数以上の1万4700台がハイブリッド車となっています。先代クラウンのハイブリッド車構成比15.8%でしたので、新型はハイブリッド車が牽引する恰好で販売台数を伸ばしています。

2012年に発表となった14代目現行クラウン・ハイブリッドのパワーユニットを構成するガソリン4気筒エンジンは出力・トルク178ps/22,5kg.m、駆動用モーターは143ps/30.6kg.m。これは先代クラウン・ハイブリッドに及ばないものの、現行アスリートの3.5リッターモデルに匹敵するパワーとトルクを発生しています。新型クラウンのロイヤル・シリーズには3.5リッターモデルがなく、事実上ハイブリッド・ロイヤルがロイヤル系の最速モデル(車両本体価格410万円〜536万円)となるのです。

ところで相談者がクラウン・ロイヤルを選択した理由は何でしょうか? トヨタがクラウンをロイヤルとアスリートに分けた理由は、個人ユーザーの減少を防ぐことが目的でした。1999年に登場したアスリートは、クラウンのなかでも公用車(ショファードリブン)を意識しないドライバーズセダンとして設計したのです。
クラウン・ハイブリッドでロイヤルとアスリートの大きな違いはサスペンションセッティングとタイヤサイズです。

「クラウン・ハイブリット」ロイヤルとアスリートの特徴

ロイヤル系の足回りは、どちらかというと後席を含めた乗り心地重視してセッティングし、タイヤサイズも215/60R16と細身で柔らかなタイヤを装着しています。アスリートのサスペンションは、ドライバーオリエンテッドな設定でハンドリングとキビキビ感を重視、スポーティな味付けが基本です。タイヤサイズは215/55R17です。
相談者が“落ち着いたセダン”と表現されていることが、ロイヤル系のサスペンションセッティングに当てはまるのかもしれません。

ロイヤルのガソリン車とハイブリッド車のJC08モード燃費は、前車11.4km/リッター、後者23.2km/リッターと大きな違いがあります。相談者が「年間7000km走行して5年間で価格差が埋められるか?」と心配しておられます。これは、ガソリン代だけでカバーできないでしょうね。ハイブリッド・ロイヤルの車両価格は469万円、ガソリンのロイヤルの価格は409万円。ガソリン1リッターが150円で年間7000km走行することで計算すると、年間ガソリン代はハイブリッド4万5000円程度、ガソリン車9万2000円程度です。価格差の半分程度しか埋められず、元は取れません。ガソリン価格が現在の倍になれば話は変わってきますが……。ただし、ハイブリッド車ならガソリンの補給は、ほぼ2カ月に一度で済みます。このメリットは大きいですね。東京都内ではガソリンスタンドが減っていて、都心部などでは給油のために行列しなければならない状況も生まれているので、給油の頻度が減るのは好材料です。

ご相談のなかで“5年で”という記載が気になりました。恐らく、トヨタ系ハイブリッド車の駆動用ニッケル水素バッテリーの保証期間「5年未満、もしくは走行10万キロ未満」を気にされているのだと思います。トヨタでもQ&Aコーナーで「駆動用ニッケル水素バッテリーには寿命があります。寿命は車の使い方、走行条件によって異なります」としか書かれていません。相談者さんの場合、走行10万キロを超えることはなさそうですが5年後以降にバッテリーが寿命を迎えた場合、クラウン・ハイブリッドの場合部品代として18万9000円で、ディーラーの工賃は含まれていない。

ハイブリッドロイヤル車がリードする点

ロイヤルのガソリン車には装備されないハイブリッド・ロイヤル車ならではの装備があります。例えば、クルマの姿勢を制御するVDIM(ヴィークル・ダイナミック・インテグレーテッド・マネージメント:非常に高度に統合制御する横滑り防止装置)、ステアリングヒーター、前席シートヒーター、車両接近通報装置などです。なかでもVDIMは優秀なシステムで、ガソリン車に標準装着されるVSC(ヴィークル・スタビリティ・コントロール)よりも高度に制御されています。
ハイブリッド・ロイヤルサルーンのメリットはアスリートよりもボディカラーのバリエーションが少しだけ多いこと。加えて、黒一色の暗いインテリアしかないアスリートよりも、ロイヤル系のインテリアは明るく、ベージュ色のオプションの本革シート(23万1000円)などは、非常に魅力的なインテリアです。

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■アナザー・チョイス

ドイツの名門ブランド、メルセデス・ベンツCクラスはいかがでしょうか? C180アヴァンギャルドの車両価格は449万円です。1.8リッター4気筒ターボエンジンは156ps/25.5kg.mの出力/トルクを持ち、なかでもクラウン2.5リッターエンジンよりも豊かなトルクが自慢です。このパワーユニットと7速オートマチックの組み合わせで1540kgのボディを俊敏に走らせます。

ボディサイズは全長×全幅×全高4640×1770×1445mm。クラウンの寸法4895×1800×1460mmと比較すると長さがずいぶん短くなっていますが、前席の居住空間に大きな違いはありません。
剛性感のあるガッシリした乗り味をご夫婦で体験されるのも悪くないかと思います。5年後の下取り(買い取り)価格は、タマ数の多いクラウンに比べてメルセデスの方が良さそうです。

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